2011年10月9日
種まき大師
徳島の大麻比古神社のすぐそばの東林院の中に種まき大師様があります。
大同3年~4年(西暦808~809)頃、弘法大師四国御巡錫の砌、東林院に御滞在し農事推奨の為、自ら鍬を採り米麦の
種を蒔き、又疫病、旱魃の為には御祈念,御祈祷ありてその害を救い給う。一方民衆を集めて真言の教えを説き菩提
の善種を蒔き給う事により民衆特にその御徳を慕う事、恰も赤子の慈母に於けるが如し。茲において大師当院ご出発
に当たり庶民の要望に答えて等身の尊像を彫刻し給う世に之を種蒔弘法大師と崇め奉り年経るままにその霊験は広
く民衆庶民の認める所なり。近年、国の農業政策は種々変れども当地は西日本有数の農業繁盛地区にしてレンコン甘
薯、なし、だいこん等人間の生命の根本たる食料栄養に大いに貢献せられし事は誠に種蒔弘法大師の御徳御霊験と
有り難く受け止め給う
御詠歌
種蒔きし、稲穂みのりて、栄えゆく
大師の恵み、仰げもろびと
御詩歌
よい種をまこう
よい種をまけば よい花が咲き よい実がみのる
よい種をまこう
地球が花につつまれ みんなの幸せが
たくさん みのるように
よい種を もっともっとまこう
今日もあしたもまこう たくさんたくさんまこう
平成五年1月吉日 山主敬白 と書かれている
今回の龍の道もイスラエルの種の話からである。
お大師様も長安より真言密教といろいろな種を持ち帰りそれを広め
人民の幸福に貢献された。 その種が実るためにも水が要る。水の為には龍の力が必要だった。
今回のお参りでは、イスラエルの種と六角堂の愛の種を奉納させていただいた。
種まき大師さんの空には、龍雲と大麻比古様の猿田彦さんが雲になって飛んでこられた。
神界とこの世の協働の建て替えの種まきです。