2011年8月17日
イスラエル・エジプト紀行⑯ 死海
イスラエルの東部、ヨルダンとの国境に死海という湖はある。
水は、ヨルダン川から流入するが、流れ出る河川はなく、加えて年間の
日照時間が長いことから、どんどん塩分濃度が濃くなった。
塩分の含有濃度は33パーセント。
なめると塩辛く、と言うより苦く痛みすら感じる。
海面下約420メートルと世界で最も低地にある塩水湖。
浮かびながら新聞が読める不思議な湖だ。
あちらこちらに、塩の結晶ができている。
死海の塩はカルマを分解するとも言われている。
死海は、蘇りと、再生の場所とされている。
死海の結晶は、数多の記憶をよみがえらしてくれる。