2011年8月16日
イスラエル・エジプト紀行⑮ 岩のドーム
神殿の丘に建つ岩のドームは、予言者ムハンマドが、天使を従えて天馬に乗って
昇天したといわれている聖岩を抱え込むように建っている。
岩の下の洞窟は、アブラハム、ダビデ、ソロモン、ムハンマドなどの聖人が祈りを捧げたところ
て言われ、ムスリムは『魂の井戸』と呼び、最後の審判の日が訪れた時に、すべての魂がここに集まるとされてい
る。
ドーム内部、北門の正面の床にある緑の石は天国のタイルと呼ばれ、伝説によるとムハンマドは19本の
金の釘を打ちこんだとされ、現在3本残っているが、すべての釘がなくなったときに、地球は元のカオスの状態に
なると言われている。
現在 岩のどーけには、モスリムしか入ることができません。
たまたま、タクシーの運転手のラミちゃんがモスリムだったので
お土産を頼んで岩のドームに持って行ってもらいました。
黄金の門の内部は要塞のようになっていて、内側からは、全然近づけないようになっていました。
この門を通ってメシアが入場するのです。
ムハンマドの釘も抜いて、カオスの世界に戻っていくのでしょうか?